赤岳鉱泉にテント泊し、阿弥陀岳、赤岳~硫黄岳と歩いてきました。お天気に恵まれて、阿弥陀岳山頂からは見事な絶景! 赤岳~硫黄岳の縦走中も、東側からガスが上がってきたものの、西側はずっと晴れていて、素晴らしい景色を眺めながらの縦走を楽しめました。この記事では、中岳から赤岳に登り、赤岳から硫黄岳へ縦走する様子をお届けします。
中岳を超えて赤岳に登頂
前回の記事では、赤岳鉱泉から行者小屋を経て、中岳のコルに登り、そこから阿弥陀岳に往復するまでの様子をお届けしました。
中岳のコルからは、赤岳と阿弥陀岳の間にある小ピーク「中岳」を超え、赤岳への登りにかかります。文三郎尾根やキレットからの登山道と合流し、傾斜の急な岩場・鎖場を登って赤岳に登頂します。
中岳のコルから中岳へ
中岳のコルから、まずは手前に見える小さなピーク「中岳」を目指します。その中岳を超えて、後ろにある大きな赤岳にアタックします。
中岳の少し手前からは、横岳~硫黄岳の稜線がくっきり見えます。赤岳に登頂したあとは、あの稜線を歩きます。眼下には今朝通ってきた行者小屋も見えていますね。
頭上がハイマツに覆われた、まるでハイマツのトンネルのような道を登っていきます。今回は全般的に虫が少なめでしたが、このハイマツの中だけは小さな虫が多かったです。
そんなハイマツのトンネルを抜け、午前8時50分、中岳の山頂に到着しました。中岳は、阿弥陀岳と赤岳の間にある小さなピークです。小ピークとはいえ、標高は2,700メートル。この山単独で登られることはまずないでしょうけれど、赤岳と阿弥陀岳の両方に登ろうとすると、必ず通過することになります。
山頂は岩が多めですが、そこそこのスペースがあるので、このあとの赤岳へのアタックに備えて、少しだけ休憩しました。
ジグザグの急登をクリアして文三郎尾根分岐へ
中岳の阿弥陀岳側はハイマツのトンネルでしたが、赤岳側の斜面は岩が多めのガレ気味の道を下っていきます。上の写真は、中岳と赤岳の鞍部まで下ってきてから、振り返って撮影したものです。
中岳と赤岳の鞍部にはケルンがあり、ちょっとした広場になっています。そして、目の前には赤岳! なかなかに険しい姿です。まずは、手前に見える急斜面を、つづら折りの道で登っていきます。
中岳山頂から30分ほどで、文三郎尾根分岐に到着。今朝、行者小屋から少し登ったところの分岐を左へ行くと、ここに出ます。
振り返ると、手前に中岳、その奥に阿弥陀岳が見えています。奥に見える阿弥陀岳の斜面もかなりの傾斜ですね。実際に登ってみて、それを実感しました。
北側を見ると、横岳~硫黄岳の稜線と、その奥には硫黄岳、さらに奥には蓼科山まで一望できます。下には行者小屋の赤い屋根も見えますね。
キレット分岐から山頂直下の鎖場を超えて……
このあたりは日当たりが良いせいか、お花がたくさん咲いていました。これはコゴメクサでしょうか。
この黄色のお花はオトギリソウかな? そんな花を眺めつつ、相変わらずの急登を登っていきます。
キレット分岐に到着しました。編笠山や権現岳からキレットを超えてくると、ここに出るようです。キレットは岩場や鎖場、はしごが多く、やや上級者向けと聞きますが、いずれチャレンジしてみたいですね。
そして、このキレット分岐から赤岳山頂までが最後の登り! 急な岩場や鎖場が続きます。
最初の鎖場です。傾斜はそごまで急ではないですし、足場もしっかりしているので難しくはありません。ただ、急登には違いないですし。標高が上がってきて息が切れやすくなるので、なかなかしんどいですね……。
上のほうの鎖場です。浮石が多いのでやや注意が必要ですが、難しさはありません。やはり、とてもキツイです……。途中で何度も立ち止まって、息を整えつつ登っていきます。
いったん尾根の東側に周り込むようにして山頂を目指します。ここを登り切れば、山頂まであと少し!
赤岳山頂から絶景を満喫!
午前9時45分頃、赤岳山頂に到着! 3年ぶりの赤岳です。赤岳には南峰、北峰という2つの山頂がありますが、標高が高いのはこちらの南峰です。
東側はガスが上がってきていて、背景が真っ白ですね……
上空は見事な青空が広がっています。これぞ、まさに八ヶ岳ブルー!
山頂を示す標柱のところで、近くに居合わせた方々と記念写真を撮りあいました。
南峰の山頂はとても狭いので、少し広い北峰に移動して休憩することにしましょう。
赤岳北峰でゆっくり休憩しながら景色を眺める
赤岳山頂から眺める中岳と阿弥陀岳。阿弥陀岳に比べると、赤岳の方が100メートル弱標高が高いため、わずかですが見下ろす形になりますね。
阿弥陀岳の向こうには、茅野の街並みや諏訪湖まで見えています。
赤岳北峰から南峰を見てみると、だいぶ人が増えてきました。
横岳~硫黄岳と続く稜線! 天狗岳や蓼科山まで見えて、まさに八ヶ岳を一望です。素晴らしい眺めですね。下に見えるのは赤岳天望荘、赤岳と横岳の鞍部に建つ山小屋です。
赤岳北峰には、「赤岳頂上山荘」という山小屋が建っています。前回、3年前に登った時は、コロナ禍で休業中でしたが、昨年2023年から営業を再開しています。
その赤岳頂上山荘でアクエリアスを購入して、おやつ休憩にしました。風が弱いのでまったく寒くなく、とても気持ちが良いです。ここで30分ほどゆっくり休憩しました。
赤岳~横岳~硫黄岳縦走!
赤岳に登頂後は、赤岳から横岳を経て硫黄岳まで縦走します。鎖場やハシゴが連続し、ゴツゴツとした岩峰が連なる横岳、たおやかな山容でとても広い山頂の硫黄岳と、雰囲気の異なる山を縦走する楽しいコースです。
ザレ気味の急坂を下って赤岳天望荘へ
午前10時半、赤岳山頂を出発します。
まずは眼下に見える赤岳天望荘まで急坂を下っていきます。ここ、赤岳北峰は、東側の清里のほうから県界尾根を登ってくるルートの分岐点でもあります。県界尾根ルートは、難所が続く上級者向けのコースです。
赤岳北峰から赤岳天望荘への下りは、かなりの急坂! ザレ気味で滑りやすいので、慎重に下っていきます。前回は、ここを登ってきたのですが、難所はないものの、ものすごい急登でキツかったのを思い出しました。
登ってくる方とのすれ違い待ちで立ち止まったときに前方を眺めると、本当に素晴らしい眺めです。ただ、赤岳天望荘から横岳への登りも結構キツそうですね……。
しばらく下ってから振り返ってみると、見上げるほどの急坂! 途中、登ってこられる方も、みなとてもキツそうにしています。
20分ほどで赤岳天望荘まで下ってきました。稜線の東側からはだいぶガスが上がってきてしまいましたが、稜線にはかからず、西側はすっきりと晴れています。
赤岳天望荘の脇を抜けてきました。ここから眺める赤岳山頂への登りは本当に迫力がありますね。3年前、初めて来たときは「え? これ登るの?」と思ったのでした。
赤岳天望荘でトイレをお借りして、横岳へ向けて出発します。
岩場・鎖場の急登を登って横岳の最初のピーク「石尊峰」へ
赤岳天望荘から少し横岳のほうへ歩いたところに「地蔵ノ頭」があります。行者小屋から地蔵尾根を登るとここに出ます。赤岳と横岳の鞍部にあたり、ここから登りになります。
いかにも岩々した横岳。この岩峰を登る必要はなく、登山道は稜線の東側や西側へ巻いています。
横岳には、鎖場やハシゴが多くあります。一つ一つは短いですが、数が多いです。
振り返ると、先ほど登ってきた阿弥陀岳~横岳~赤岳がきれいに並んで見えています。
稜線の東側をトラバースする道は狭く、滑落防止の鎖が張られていました。東側にまわるとガスに包まれてしまいますね。
西側をトラバースする道も狭いです。ここも滑落に注意しながら慎重に進みます。東側から上がってきたガスは稜線で遮られて、西側はすっきりと晴れています。
多くの鎖場や梯子を通過して、午前11時45分、横岳の最初のピーク「石尊峰」に到着しました。広くはないものの、ちょっとした広場のようになっているので、ここで水分補給の休憩を取っていきます。
横岳最高峰の「奥ノ院」に登頂!
西側が開けているところからは、茅野や諏訪の街並みを一望できます。奥には北アルプスや御嶽山まで見ることができます。お昼になって、稜線に雲がかかり始めてきましたが、それでもまだきれいに見えていますね。
石尊峰から15分弱で、次のピーク「三叉峰」に到着しました。この三叉峰は、野辺山高原から横岳に登る杣添尾根への分岐になっています。
三叉峰の近くでご夫婦が休憩されていたので話を聞くと、杣添尾根を登ってこられたとのこと。杣添尾根はそれほど険しくないので、ふつうに登ってこられたと仰っていました。
最後のピーク、奥ノ院を目指します。といっても、三叉峰からすぐ先に見えています。このハシゴで大きな岩峰を超えていきます。
奥ノ院が見えてきました。
12時20分、横岳の最高峰「奥ノ院」に登頂! 標高は2,829メートルで、赤岳よりも70メートルほど低いです。山頂はそれほど広くはなく、岩が多めですが、少し休憩していきましょう。
振り返ると、赤岳からここまで歩いてきた稜線がよくわかります。ひときわ険しい赤岳が目立ちますが、阿弥陀岳の存在感もなかなかのものですね。
これから進む方向には、硫黄岳が間近に見えています。岩がゴツゴツした赤岳や横岳とは違って、丸っこいなだらかな山容をしています。すぐお隣の山なのに、こんなに雰囲気が異なるのが面白いですね。
コマクサを眺めて硫黄岳山荘へ
硫黄岳に向けて、まずは横岳から下っていきます。この奥ノ院からの下りはかなり急傾斜で気が抜けません。足がだいぶ疲れてきているので、慎重にゆっくりと下っていきましょう。
ひとしきり下ると、ゴツゴツした岩が多い登山道から、急に広々とした稜線に出ます。硫黄岳のエリアに入ったようです。登山道の脇には、植生保護の柵で囲われた広大なお花畑があり、コマクサがたくさん咲いていました。
硫黄岳が目の前に見えてきました。鞍部にあるのは硫黄岳山荘です。
13時過ぎ、硫黄岳山荘に到着しました。水が残り少なくなってきたので、ここで1リットル補給していきます。1リットル100円でした。
広大な山頂と大迫力の爆裂火口を持つ硫黄岳に登頂
硫黄岳山荘から硫黄岳の山頂へは、この広くなだらかな斜面を登っていきます。稜線が広く、ガスが出ると道迷いが発生するため、登山道沿いに大きなケルンがいくつもあります。
傾斜はそこまで急ではないですが、足元がガレ気味なので、あまり歩きやすくはないですね……。ここまでかなりアップダウンをこなしてきたので、足に堪えます。
13時30分頃、硫黄岳山頂に到着! 広い稜線がそのまま山頂まで続いているような、とても広くて開放感のある山頂です。ここはいつも風が強いのですが、今日はそれほどでもなく、そよ風が心地よいです。
硫黄岳から北側を眺めると、双耳峰の天狗岳がすぐ近くに見えますね。その手前の根子岳もきれいに見えます。この硫黄岳から北側に30分ほど下ったところが「夏沢峠」で、南八ヶ岳と北八ヶ岳の境界と言われています。
硫黄岳~天狗岳は、2023年の秋に歩いたばかり。本沢温泉から夏沢峠に登り、硫黄岳~天狗岳を歩いたのでした。南八ヶ岳と比べると危険箇所は少なく、ゆったり歩けるコースですね。
そして、硫黄岳といえばこの爆裂火口! 横岳のほうから見ると、とてもおだやかな山容ですが、その向こう側が断崖絶壁で切れ落ちているんですよね。本沢温泉から見るとこの爆裂火口側を眺めることになるので、見る方向によって印象が大きく変わる山です。
広い山頂の南側には、今日歩いてきた、阿弥陀岳~中岳~赤岳~硫黄岳の稜線。素晴らしい眺めです。
しばらく景色を眺めていましたが、下山が遅くなるのも良くないので、そろそろ赤岳鉱泉に下ることにしましょう。
赤岩の頭から樹林帯を下って赤岳鉱泉に下山
硫黄岳から赤岳鉱泉に下るには、まず稜線を「赤岩の頭」まで下っていきます。白や茶色の小石や砂が多く、赤岳~横岳の岩々した稜線や、ガレた硫黄岳の山頂とは雰囲気がまったく違います。
白浜のような「赤岩の頭」に到着。ここからオーレン小屋へと下ることもできます。
3年前、赤岳鉱泉から樹林帯をのぼってきて、この赤岩の頭で眺望が開けた時の感動は忘れられませんね。南八ヶ岳の名峰を一望できる展望スポットです。
赤岩の頭からすぐに樹林帯に入ると、あとはひたすらと下っていくだけです。風が通らなくなって蒸し暑いのかと思いきや、日差しが遮られるせいか、思ったよりも涼しいのが救いです。
下山中、ややシャリバテ気味になり、行動食を食べながらゆっくりと下ってきました。15時ちょっと前に、赤岳鉱泉のテント場の横に。無事に下山できました。
赤岳鉱泉の軽食が15時までだったので、テントに行く前に軽食を食べることに。牛丼を注文しました。お昼を食べていなかったせいか、あっというまに平らげて、シャリバテ気味の疲労もすぐに回復! 赤岳天望荘か硫黄岳山荘あたりで何か食べておけばよかったですね。
赤岳鉱泉でキャンプを楽しみ翌朝下山
山歩きのあとは、赤岳鉱泉で温泉に入ったりビールを飲んだり、まったりとキャンプを楽しみます。翌日は、撤収して下山するだけ。3日間ともお天気に恵まれて、とても良い山行&キャンプとなりました。
稜線のアーベントロート再び!
テントに戻り、まずは温泉へ。温泉で汗を流したあとは、缶ビールを購入して、まったりタイム。ソロの方と登山談義に花を咲かせながらの楽しいひと時でした。
18時50分頃、昨日に続き、日没間際に赤岳~横岳の稜線が赤く染まるアーベントロートを眺めることができました。下のテント場にカメラを持って下りて撮影。今日歩いてきた稜線が赤く染まっていて、素晴らしい光景でした。
日が沈んでしまうと、急速に赤い色が薄れていってしまいます。まさに日没間際だけ、一瞬の絶景ショーでした。
ということで、この日は疲れていたので早めに就寝。
撤収&美濃戸口へ下山
翌日、3日目は午前5時過ぎに起床。テーブルのところで簡単な朝食を済ませました。モンベルのリゾッタシリーズは、短時間で完成しますし、おいしいので愛用しています。
今日も良いお天気。昨日登ってきた赤岳がくっきりと見えました。
そういえば、昨日、下山後に一緒にお話をさせていただいたソロの方、今朝は赤岳に登ってから撤収すると仰っていましたが、このお天気なら絶景を眺めることができそうですね。
テント撤収完了。幸い、夜露はほとんどなく、レインフライも乾いた状態でした。
とはいえ、食料が減った分、余裕ができるはずだったザックはパンパン! 家で時間をかけてパッキングするのとは違い、テント場でのパッキングだとそこまできれいにできず、体積が増えてしまいますね……。まあ、何とか収まりました。
午前7時過ぎ、赤岳鉱泉に別れを告げて、下山開始です。10時20分の茅野駅行きのバスに乗る予定ですが、ゆっくり下っても十分にまにあいそうです。
朝のうちはまだ涼しいですし、沢の流れも涼やかなので、快適に下れますね。
堰堤広場に着く前から、もう登ってくる方と頻繁にすれ違います。このお天気ですし、今日は金曜日なので、昨日までよりも入山する人が多いようです。
午前9時前、2時間弱で美濃戸口まで下山できました。バスの時間まで1時間以上あるので、八ヶ岳山荘でゆっくりさせていただきましょう。
簡単に荷物の整理をして、八ヶ岳山荘のカレーを注文。軽食はカレーがおすすめのようで、かなり本格的なカレーでした。サラダも含めて、野菜たっぷりなのもGood!
このあとは、予定どおり10時20分のバスに乗車して茅野駅へ戻り、特急「あずさ」で帰路に着きました。
絶景を眺めながら縦走を楽しめる阿弥陀岳・赤岳~横岳
ということで、3年ぶりに赤岳鉱泉にテント泊をして、阿弥陀岳と赤岳・横岳・硫黄岳に登ってきました。
阿弥陀岳は初登頂でしたが、中岳のコルから連続する岩場・鎖場は登りごたえがありますし、山頂からの絶景も素晴らしかったです。
また、3年ぶりに歩いた赤岳~硫黄岳の稜線も、常に絶景を眺めながらの登山となるため、とても楽しめました。横岳周辺の鎖場やハシゴが多い区間は少し気を使いますが、一つ一つは短いので、変化に富んだ登山を満喫できます。
赤岳~硫黄岳の周回コースは、赤岳鉱泉や行者小屋に泊まれば、十分に1日で楽しめるコースです。赤岳鉱泉は、温泉があり、軽食も充実しているので、テント泊初心者さんにもおすすめです。美濃戸口から標高差で700メートルくらい登りますが、登山道の傾斜が緩やかなので、テント泊装備でもそれほどキツくはありません。
今回の主な登山装備
今回はテント泊でしたが、ふだん小屋泊縦走用に使っているミレーのサースフェー40+5のザックに詰め込んでみました。
- ウェア類
- ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュ
- アンダーレイヤ: ワークマン 化繊の半袖Tシャツ
- ミドルレイヤ: モンベル 化繊 長袖シャツ
- 防寒着: ワークマン 耐久撥水シェルジャケット
- 防寒着: ユニクロ ウルトラライトダウンコンパクト
- パンツ: ノースフェイス アルパインライトパンツ
- レインウェア上: モンベル レイントレッカージャケット
- レインウェア下: モンベル サンダーパス パンツ
- 靴下: モンベル ウィックロンの登山用靴下
- その他、着替え類(半袖Tシャツ、靴下等)
- 登山靴: モンベル アルパインクルーザー2300
- 登山補助
- 膝サポータ: ザムスト EK-3(両膝)
- ヘルメット
- 緊急用
- ファーストエイドキット
- ヘッドランプ、予備の電池
- ザック: ミレー サースフェー 40+5 (45リットル)
- テント類: モンベル ステラリッジテント2型
- シュラフ・マット
- シュラフ: モンベル ダウンハガー800 #2
- マット: Zライトソル
- 水
- ナルゲンボトル 0.5リットル
- ペットボトルの水 0.5リットル
- プラティパス 2L(水場での水汲み用)
- 調理器具
- クッカー(エバニュー Ti570FD Cup)
- バーナー、ガス缶
- Wildo フォールダーカップ
マットは外付けになりましたが、それ以外はヘルメットも含めてザックに収まりました。今回は食料少なめで、かつ、真夏で防寒着も少なめだったので何とか入りましたが、もう少し寒くなったり、2泊~3泊の縦走になると厳しそうです。
シュラフが秋や春にも使える大きめの「モンベル ダウンハガー800 #2」なので、夏山ではオーバースペック。夏山用の小さくて軽いシュラフがあれば、夏山に限れば、45リットルザックでのテント泊も現実的かもしれません。
以上、「【南八ヶ岳】赤岳鉱泉にテント泊して阿弥陀岳・赤岳~硫黄岳を周回登山! ~赤岳~硫黄岳縦走編~」でした。赤岳~硫黄岳の稜線を歩くのは2回目でしたが、景色が良いですし、登山道も変化に富んでいて楽しいですね。
関連記事
八ヶ岳のおすすめの山や縦走コースの紹介記事です。
南八ヶ岳エリアの主要登山口への公共交通機関でのアクセスをまとめた記事です。
コメント