公共交通期間を利用して登山をする方の悩みの一つが、登山口へのアクセス方法を調べるのが面倒なこと。特に、鉄道駅から登山口への路線バスは、運行日が限定されていたり、そもそもバスがなかったりと、きちんと調べないで行くと痛い目に遭います。この記事では、ふだん、公共交通機関で登山に行く筆者が、主に鉄道駅から登山口までの路線バスや乗合タクシーなどのアクセス方法をまとめます。電車・バス派の方は、ぜひ参考にしてみてください。
※現在、北アルプス、上高地、南アルプス、南八ヶ岳、北八ヶ岳、奥秩父、丹沢へのアクセス方法を公開しています。
北アルプス 主要登山口への公共交通機関でのアクセス
北アルプス北部(後立山エリア・立山エリア)の主要登山口への公共交通機関でのアクセスをまとめた記事です。以下の登山口への公共交通機関でのアクセス方法を紹介しています。
- 蓮華温泉(白馬岳・朝日岳)
- 北又小屋(朝日岳)
- 栂池自然園(白馬岳)・八方池山荘(唐松岳)
- 猿倉(大雪渓~白馬岳)
- 八方池山荘(唐松岳)
- アルプス平(五竜岳)
- 大谷原登山口(鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳)
- 扇沢(爺ヶ岳・針ノ木岳)
- 七倉(針ノ木岳・烏帽子岳)
- 室堂(立山・剱岳)
- 称名滝(大日三山)
- 折立(薬師岳・雲ノ平)
主に鉄道駅から登山口への路線バス・登山バスでのアクセス方法を紹介しています。バスの運行がない登山口については、タクシー利用でのおおまかな所要時間と運賃を紹介しています。
上高地への公共交通機関でのアクセス
日本有数の山岳リゾート「上高地」は、槍ヶ岳・穂高連峰、蝶ヶ岳、焼岳など北アルプス南部の名峰への登山基地でもあります。
以下の記事では、上高地への公共交通機関でのアクセスをまとめています。最寄りの鉄道駅となる松本駅からの詳細なアクセス方法に加えて、主要都市からの高速バス・夜行バスの情報も掲載しています。
北アルプスのおすすめの山と登山日記は、以下の記事をご覧ください。
南アルプス 主要登山口への公共交通機関でのアクセス
南アルプスの主要登山口への公共交通機関でのアクセス方法のまとめです。以下の登山口へのアクセス方法を掲載しています。
- 広河原(北岳・間ノ岳)・奈良田(農鳥岳)
- 北沢峠(甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳)
- 尾白川渓谷登山口(甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根)
- 夜叉神峠・御座石温泉・青木鉱泉(鳳凰三山)
- 鳥倉登山口(塩見岳)
- 椹島ロッヂ・聖沢登山口(荒川三山・赤石岳・笊ヶ岳・聖岳)
主に鉄道・高速バスから乗り継ぐ路線バスや登山タクシーの情報を中心に掲載しています。また、主要都市からの夜行バス(毎日あるぺん号など)も掲載しています。南アルプスの登山計画の際に、ぜひご覧ください。
南八ヶ岳 主要登山口への公共交通機関でのアクセス
赤岳や権現岳などゴツゴツした険しい山が連なる南八ヶ岳。魅力的な山がコンパクトにまとまっていて、縦走も楽しいエリアです。
以下の主要登山口へのアクセス方法についてまとめています。
- 観音平(編笠山・権現岳)
- 富士見高原(西岳・編笠山)
- 天女山(権現岳・編笠山)
- 美濃戸口(赤岳・阿弥陀岳・硫黄岳・横岳)
- 美し森(赤岳)
- 県界尾根登山口(赤岳)
- 横岳(杣添尾根)登山口(横岳)
路線バスや予約制の乗り合いタクシーが運行しているのは美濃戸口と観音平くらいしかありませんが、よく調べると、自治体の予約制登山バスやピクニックバスなど期間限定で運行されているバスもあります。バスが運行されていない登山口については、最寄りの鉄道駅からのタクシーの所要時間とおおまかな目安となる運賃を掲載しています。
南八ヶ岳のおすすめの山と登山日記については、以下の記事をご覧ください。
北八ヶ岳 主要登山口への公共交通機関でのアクセス
天狗岳やにゅう、北横岳、蓼科山など北八ヶ岳の主要な山の登山口へのアクセスをまとめています。具体的には、以下の登山口への鉄道駅から登山口への公共交通機関(主に路線バス)でのアクセスを紹介しています。
- 桜平(硫黄岳・根石岳・天狗岳)
- 唐沢鉱泉(天狗岳)
- 渋の湯(天狗岳・にゅう・高見石)
- 稲子湯・みどり池入口(硫黄岳・根石岳・天狗岳)
- 麦草峠・白駒池入口(茶臼山・縞枯山・北横岳・白駒池)
- 北八ヶ岳ロープウェイ(北横岳)
- 蓼科山登山口・竜源橋(蓼科山)
- 蓼科牧場(蓼科山)
南八ヶ岳に比べて、路線バスでのアクセスが良い登山口が多いのが特徴です。それでも、季節運行や土休日や特定日のみ運行の路線も多く、きちんとした下調べが必要です。
また、路線バスがない登山口では、登山口近くにある温泉宿に宿泊し、送迎バスを利用するという手もあります。そのような手段も含めて、以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。
奥秩父 主要登山口への公共交通機関でのアクセス
標高2,000メートル級の中級山岳が連なる奥秩父山塊。山頂近くまで樹林帯が続き、針葉樹の苔むした森を歩く登山を楽しめます。金峰山、瑞牆山、甲武信ヶ岳など個性的な日本百名山が揃っているエリアでもあります。
奥秩父エリアへは、中央本線の塩山駅、山梨市駅、韮崎駅などから路線バスやツアーバスが運行されていて、主要な登山口へ公共交通機関のみでアクセスできます。
- 西沢渓谷・乾徳山登山口(甲武信ヶ岳・乾徳山)
- 毛木平・廻り目平(甲武信ヶ岳・金峰山・小川山)
- 大弛峠(金峰山・国師ヶ岳)
- 上日川峠(大菩薩嶺・大菩薩峠)
- 大菩薩峠登山口(大菩薩嶺・大菩薩峠)
- みずがき山荘(瑞牆山・金峰山)
- 深田記念公園(茅ヶ岳)
- 日向大谷口(両神山)
以下の記事では、これらの登山口への路線バスでのアクセス方法をまとめています。季節運行の路線バスが多いので、登山計画を立てる際には、運行期間や運行日の確認を忘れずに。
奥秩父エリアのおすすめの山や登山日記をまとめたページです。登山日記は写真多めで作成していますので、登山道の様子などもわかると思います。登山計画の参考にしていただければ幸いです。
丹沢 主要登山口への公共交通機関でのアクセス
都心から近いわりに、本格的な登山を楽しめる丹沢エリア。日帰り登山はもちろんのこと、丹沢主脈縦走など、山頂にある山小屋に宿泊して縦走を楽しむこともできます。
丹沢の主要登山口として、以下の登山口への路線バスでのアクセス方法をまとめています。
- 宮ヶ瀬湖周辺(仏果山・経ヶ岳・高取山)
- 大山ケーブル駅(大山)
- ヤビツ峠・蓑毛(丹沢表尾根、三ノ塔・塔ノ岳)
- 大倉(塔ノ岳・鍋割山)
- 寄(鍋割山)
- 西丹沢ビジターセンター(檜洞丸・大室山・加入道山・畦ヶ丸)
- 焼山・平山登山口(蛭ヶ岳)
丹沢の主要な登山口は、小田急線の各駅から路線バスが出ています。バスの本数もそれなりにあるところが多いので、日帰り登山にも便利です。
上記の登山口への路線バスでのアクセスについては、以下の記事にわかりやすくまとめていますので、ぜひご覧ください。
また、丹沢エリアのおすすめの山やコース、登山日記は以下のページにまとめています。あわせてご覧ください。
以上、「【登山口アクセスまとめ】公共交通機関(電車・バス)での主要登山口へのアクセス方法まとめ」でした。実際に筆者が利用した公共交通機関も多数含まれています。他の山域へのアクセス方法も随時追加していく予定です。
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