昨年(2019年)の秋に始めた登山ですが、2020年はさらに多くの山に登ることができました。東京近郊の低山専門でしたが、秋にテント泊、小屋泊までするようになりました。2020年の登山は、まさにステップアップの年でした。
ということで、2020年の登山を振り返ってみます。個別の山行記事がある場合は、その記事へのリンクも貼っておきますので、ぜひご覧いただければと思います。
- 大山(丹沢)に登るも天気はいまいち(1月)
- 御岳山~大岳山~奥多摩駅を縦走! …も膝痛に苦戦(1月)
- 富士山ビューの金時山へ! 天気に恵まれて絶景を満喫!(2月)
- 御岳山~ロックガーデン~日の出山を巡り、つるつる温泉へ(2月)
- 花粉と新型コロナの影響で3~5月は登山おやすみ
- 登山再開は陣馬山~高尾山の奥高尾縦走に挑戦!(6月)
- 正丸駅から吾野駅へ、伊豆が岳~子の権現を縦走!(6月)
- 富士山ビューの三ツ峠山へ登るも富士山はイマイチ(8月)
- 日本百名山の赤城山に挑戦!(8月)
- 奥多摩湖から御前山へ! 鋸尾根を経由して奥多摩駅へ下山(9月)
- 初めて八ヶ岳の山に挑戦! 八ヶ岳南端の編笠山へ(9月)
- 紅葉の平標山・仙ノ倉山へ、絶景の尾根歩きを堪能!(10月)
- 念願のテント泊デビュー! 山頂からの眺望も抜群の瑞牆山へ!(10月)
- 絶景を眺めながらの稜線歩きが楽しい! 日本百名山の一つ、大菩薩嶺へ(10月)
- 紅葉と富士山の絶景を満喫! リベンジの三ツ峠山へ(11月)
- 小屋泊で塔ノ岳へ! 山頂と表尾根からの絶景を満喫!(11月)
- 秀麗富嶽十二景に初挑戦! 扇山~百蔵山を縦走!(12月)
- 【まとめ】低山専門の初心者からテント泊・小屋泊デビューに至る2020年
大山(丹沢)に登るも天気はいまいち(1月)
2020年最初の登山は、丹沢にある「大山」でした。ヤビツ峠から大山へ、その後、阿夫利神社へ降りるというルートでした。
大山山頂は雲の中で、全く何も見えず。しかも雪がちらちら舞うありさま。ただ、少し高度を下げて、「見晴らし台」まで降りると、都心方面の景色を眺めることができました。
この頃、膝痛に悩まされていて、本当は歩いて下山するつもりだったのですが、ケーブルカーを使ってしまいました。
御岳山~大岳山~奥多摩駅を縦走! …も膝痛に苦戦(1月)
1月下旬に奥多摩三山の一つ「大岳山」の登山に挑戦しました。
青梅線の御嶽駅からバスとケーブルカーを乗り継いで、御岳山へ。武蔵御嶽神社に参拝したあと、大岳山へ向かいました。
初めての鎖場にドキドキしながら、山頂付近の少し雪が残る登山道を登って山頂へ。天気予報では晴れだったのですが、残念ながら真っ白。それでも、奥多摩三山の一つに登頂したという充実感はありました。
おとなしく御岳山にピストンすればよかったのですが、鋸尾根を経由して奥多摩駅へ下山するコースを選択。鋸山あたりまではよかったのですが、そこから膝痛が再発。最後は膝をかばいながら何とか下山するというありさまでした。
本気で膝痛対策をしないといけないな、と感じた山行でした。
富士山ビューの金時山へ! 天気に恵まれて絶景を満喫!(2月)
2月上旬の週末、高速バスを利用して箱根外輪山の一つ「金時山」に登りました。
普段は鉄道と路線バスで登山口までアクセスするのですが、このときは初めて高速バスを利用。高速バスを利用したのは、バスタ新宿から、登山口の「乙女峠バス停」まで直通するからでした。
少し雪が残る登山口から少し登ると乙女峠へ。ここからの富士山はまさに絶景でした。さすがに富士山に近いだけあって、奥多摩や高尾から眺める富士山とは迫力が違いました。
大勢の登山客で賑わう金時山山頂からも、富士山や箱根を一望! これまでの山行で一番の絶景を眺めることができました。
下山は足柄峠方面へ。林道が続くので、正直、登山としては退屈ですが、あちこちで富士山を眺めながら歩くことができます。足柄峠でも富士山を眺めましたが、ちょっと雲がかかってきました。
その後、足柄駅を超えて、「あしがら温泉」まで歩いて、温泉で温まってから帰宅。大満足の山行でした。
御岳山~ロックガーデン~日の出山を巡り、つるつる温泉へ(2月)
2月下旬、再び御岳山へ。御岳山の周辺では景色が良いという日の出山が目的でした。
今回はケーブルカーを使わず歩いて御岳山へ。その後、ロックガーデンを一周してきました。冬の平日だったためか、閑散としていてほとんど人がいませんでした。
御岳山へ戻り、日の出山へ。御岳山から日の出山は1時間もかかりませんが、山頂からの景色はだいぶ違いました。天気がよく、都心方面を一望できました。
つるつる温泉方面へ下山します。この時も、やや膝痛に悩まされながらの下山。何とかつるつる温泉にたどり着き、温泉とビールを満喫してからの帰宅となりました。
花粉と新型コロナの影響で3~5月は登山おやすみ
花粉症があるので、3月は登山を控えていましたが、そのうちに新型コロナウイルスの感染拡大が本格化。緊急事態宣言まで出てしまっては、登山も控えざるを得ません。
この間、膝痛対策のために、いろいろやりました。
- 筋トレ(スクワット)
- 膝サポーターを購入
- 登山靴のインソールを交換
いろいろ調べると、登山の膝痛は、膝そのものというより、足の筋力不足が根本的な原因だということがわかり、スクワットをするようになりました。
また、ザムストの膝サポーターも購入。とりあえず一つ購入して、2月の山行で使用したのですが、いつも痛くなる右膝に巻いていったら、多少違和感が出たものの、痛みはありませんでした。それなりに効いているのかも、ということでもう一つ購入。今では、登山前に両膝にサポーターを巻いています。
あとは、膝痛に効果があったのかはわかりませんが、登山靴のインソールをクッション性のあるものに交換しました。元のインソールはペラペラでほとんどクッション性がありませんでした。
結局、何が効いたのかわかりませんが、この後、登山再開以降、ひどい膝痛は出なくなりました。
登山再開は陣馬山~高尾山の奥高尾縦走に挑戦!(6月)
緊急事態宣言が解除されたので、6月上旬から登山を再開しました。3ヶ月以上ブランクがあったので、登りなれたところがよさそうだと考え、奥高尾を縦走するコースを選びました。
電車と路線バスで陣馬高原下バス停へ。急登が続く登山道を登り切り、陣馬山へ。昨年12月に登った時はきれいに富士山が見えたのですが、今回は雲が多くて全く見えません。
富士山は残念でしたが、新緑に覆われたさわやかな登山道は初夏ならでは!
景信山からは都心方面を一望できました。その後、高尾山まで歩き、少し休憩したのち、沢沿いの六号路を下りました。最後は高尾山口駅の温泉へ。
全長18.6kmという、これまでで最長の山行となりました。この山行で膝痛がほとんど出なかったのは、個人的には大きな収穫でした。上のほうで書いた対策の何か(あるいは全部?)が効いたのでしょう。
正丸駅から吾野駅へ、伊豆が岳~子の権現を縦走!(6月)
6月下旬、貴重な梅雨の晴れ間を利用して、奥武蔵の伊豆が岳へ。正丸駅から吾野駅へ縦走するルートを選びました。
沢沿いのやや荒れた登山道を登り、正丸峠を経由して伊豆が岳山頂へ。山頂直下は急登でしたが、それ以外は特に問題なく登れました。
伊豆が岳からの縦走路がかなり長い! アップダウンもそれなりにあるので、結構疲れます。途中、古御岳というピークで昼食をとり、ひたすら歩き続けて、13時過ぎに「子の権現」に到着。
このあとも、吾野駅までは1時間ほど歩きました。標高は低いものの、距離は長く、かなり歩きごたえのあるルートでした。
その後は、横瀬駅へ移動して武甲温泉へ。温泉とビールを堪能して、新しい特急「ラビュー」で帰宅したのでした。
富士山ビューの三ツ峠山へ登るも富士山はイマイチ(8月)
8月上旬、登山を始めてから一度は登ってみたいと思っていた三ツ峠山へ。これまでは標高1,000メートル前後の低山ばかりでしたが、ステップアップのために、もう少し高い山で、標高差も1,000メートルを超えるような登山に挑戦しよう!という思いもありました。
三つ峠駅から徒歩で登山口へ。途中には「神鈴の滝」などもあって楽しめます。
…が、時期は8月上旬、最も暑い季節です。登山口に到着するまでにだいぶ疲れてしまいました(笑)
三つ峠駅からの登山ルートは、かなり急登が連続します。真夏の暑さもあって、登り始めてすぐにバテバテに。水分補給をして、休み休み登っていきます。
何とかたどり着いた山頂。ぎりぎり富士山が見えますが、こんなのを見に来たんじゃない! ということでリベンジを誓うのでした。
下山は同じく三つ峠駅へ。途中、「三つ峠グリーンセンター」で入浴とビールを堪能。富士山ビューはイマイチでしたが、標高差1,200メートルを何とか登り切ったという充実感はありました。
日本百名山の赤城山に挑戦!(8月)
日本百名山にも登ってみようと思い立って選んだのが赤城山。真夏のこの時期、標高が1,500メートルを超える山であれば、そこまで暑さで苦労しないだろうという思惑(?)もありました。
電車と路線バス2本を乗り継いで、赤城山の登山口へ。赤城山の最高峰、黒檜山から登ります。標高差は500メートル程度とそれほどでもないのですが、思ったよりも急登が続くコースでした。暑さもあいまって、休み休み登ります。
登っているうちに雲がわいてしまい、山頂はガスの中。晴れることを祈りながら、駒ヶ岳へと縦走します。
駒ヶ岳からは、大沼のほうは見えましたが、それ以外はNG。眺望はちょっと残念でしたが、ともあれ、登山を本格的に始めてから、初の日本百名山登頂を果たしました。
奥多摩湖から御前山へ! 鋸尾根を経由して奥多摩駅へ下山(9月)
9月の四連休、関東は天気が悪かったのですが、唯一、雨マークがついていない日に、奥多摩の御前山へ。東京在住の登山者としては、奥多摩三山は登っておきたいですしね。
奥多摩の登山ではおなじみになった「ホリデー快速おくたま号」で奥多摩へ。路線バスで奥多摩湖へ移動し、登山開始。奥多摩の湖畔にある登山口を入ると、いきなり急登が続きます。「大ブナ尾根」と呼ばれる、奥多摩でも有名な急登だそうで。
ゆっくり登りながら「サス沢山」へ。ここは展望台があり、奥多摩湖や周囲の山々を一望できます。この日はずっと曇りでしたが、ここからの景色だけは見ることができました。
御前山山頂は大勢の人で賑わっていましたが、ガスの中で眺望はなし。残念。その後、モヤで神秘的な鋸尾根をひたすら歩き、奥多摩駅へ下山しました。
都心からアクセスしやすい奥多摩。これからも奥多摩の山に登る機会は多そうだと思った登山でした。
初めて八ヶ岳の山に挑戦! 八ヶ岳南端の編笠山へ(9月)
9月下旬になり暑さもおさまり、登山には良い季節になってきました。そして、個人的にも、この9月下旬~11月の2か月間は、登山のステップアップには重要な月となりました。
というのも、人生初の八ヶ岳に挑戦したからです。日帰りで登れる八ヶ岳の山ということで、八ヶ岳の南端にある「編笠山」へ。
小淵沢駅からタクシーで観音平の登山口へ。最初は順調に登れていましたが、山頂直下の岩だらけの急登で苦戦。ヘロヘロになりながらも何とか山頂へ。
山頂からは八ヶ岳の山々が一望できるはずでしたが、ガスがかかっていて眺望はイマイチ。
それでも、青年小屋へ下るところまで降りてきたら、ガスの下へ抜けて、西岳や権現岳を見ることができました。いずれは登ってみたい八ヶ岳の山々です。
標高2,500メートルを超える山に登ったのは、学生時代に登った富士山以外では初めて。急登や岩場も経験でき、少しだけステップアップを感じた登山でした。
紅葉の平標山・仙ノ倉山へ、絶景の尾根歩きを堪能!(10月)
10月上旬、山頂付近で紅葉が始まった平標山・仙ノ倉山へ。初めての谷川連峰の山に挑戦です。
新幹線で越後湯沢へ出て、路線バスで登山口へ。松手山を過ぎると、尾根筋へ。森林限界を超えた尾根歩きは初めての経験でしたが、これは素晴らしいと思いましたね。
平標山から仙ノ倉山への道は、ゆるやかな尾根を歩く絶景の登山道。少し雲が出ていましたが、低木の紅葉も見事でした。
仙ノ倉山山頂からは、谷川岳をはじめとする谷川連峰を一望! 荒々しい山容が印象的でした。
森林限界を超えた尾根を歩く素晴らしさ、そして、山の紅葉の美しさを経験できた登山でした。
念願のテント泊デビュー! 山頂からの眺望も抜群の瑞牆山へ!(10月)
10月下旬、徐々に買いそろえていたテント泊装備を担いで、初めてのテント泊登山へ。最初に選んだのは、登山口から1時間弱でテント場に到着できる瑞牆山でした。
予想していたよりも重く感じたテント泊装備を背負って、富士見平のテント場へ。事前に自宅で練習していたこともあって、テントの設営は問題ありませんでした。
身軽になって、瑞牆山へ。こんなに巨大な岩がゴロゴロした登山道は初めて。結構しんどかったですが、アスレチック感覚で楽しめました。
そして、瑞牆山の山頂へ。秋晴れの日で、山頂からの眺望は素晴らしいの一言! これまでの1年弱の登山で経験した中でも、No.1の絶景を堪能できました。山頂の高度感も抜群!
富士見平のテント場に下山して、初めてのテント泊。山に泊まらないと見ることができない夕暮れや、満点の星空を満喫。0℃近くまで気温が下がり、少し寒かったですが、無事に初めてのテント泊を終えることができました。
ただ、やはりテント泊装備を背負って歩くのは、日帰り登山と比べて、段違いにキツいこともわかりました。体重が50kg台後半と軽めなので、15kgを超えるテント泊装備は足に堪えます。徐々に慣れていくしかないですね。
絶景を眺めながらの稜線歩きが楽しい! 日本百名山の一つ、大菩薩嶺へ(10月)
10月下旬、日本百名山の一つ、大菩薩嶺に登りました。標高2,000メートルを超える山ですが、登山口が1,500メートルを超えているため、お手軽に登れる山です。
中央本線の甲斐大和駅から、満員の路線バスで上日川峠の登山口へ。
登山口から1時間ちょっとで稜線へ出ると、大菩薩湖と富士山の絶景! 紅葉した周囲の山々も見事でした。
大菩薩嶺から大菩薩峠への稜線歩きが楽しい! 30分ちょっとと短い時間ですが、富士山や甲府盆地を眺めながらの稜線歩きは最高でした。
大菩薩峠は大勢の人で賑わっていました。大菩薩峠へは険しい山道をほとんど歩くことなく登れるので、お昼を過ぎても、たくさんの人が登ってきていました。
空気が澄む秋以降に登ろうと思っていた大菩薩嶺。11月上旬の絶好のチャンスを逃さずに登れてよかったです。
紅葉と富士山の絶景を満喫! リベンジの三ツ峠山へ(11月)
11月中旬、河口湖周辺の紅葉が見ごろということだったので、天気の良い土曜日に再び三ツ峠山へ。8月に登った時に、富士山がイマイチだったので、リベンジの意味も込めてですね。
8月は三つ峠駅からのピストンでしたが、今回は下吉田駅から、紅葉が見ごろという新倉山浅間公園を経て、府戸尾根から山頂へ向かうルートを選びました。
新倉山浅間公園の紅葉は、駅に近い下のほうがちょうど見ごろでした。絶好の晴天に恵まれて、新倉山浅間公園の展望台への石段からは、紅葉と富士山を眺めることができました。
新倉山浅間公園の展望台からは、超定番ですが、五重塔と富士山、そして、紅葉を一望できます。このあたりは標高が少し高く、紅葉が終わりかけていました。
展望台の少し上から登山道が始まり、新倉山を経て、急登を登りきると、河口湖から続く府戸尾根に出ます。ここからは、比較的緩やかな登りで三ツ峠山の山頂へ。
三ツ峠山の最高峰、開運山の山頂は、大勢の人で賑わっていました。記念撮影の列が途切れたところでパチリ。お昼になってしまって、やや逆光ですが、この景色を眺めたくてリベンジしたのでした。
山頂からは、富士山だけでなく、八ヶ岳や南アルプスの山々も一望! ふもとの紅葉もあわせて、素晴らしい山行になりました。
小屋泊で塔ノ岳へ! 山頂と表尾根からの絶景を満喫!(11月)
11月下旬、初めての小屋泊で塔ノ岳に登りました。
1日目は、大倉バス停から大倉尾根を登りました。ひたすら階段が続き、登りがだらだら続くことから「バカ尾根」とも呼ばれているこのルート、標高差は1,200メートルほどあり、「バカ尾根」の俗称のとおり、馬鹿にできません。
この日は山頂に登るだけなので、行程には余裕がありました。少し遅めにスタートして、ゆっくりと、あちこちで休憩しながら登りました。途中から、下山してくる人と多くすれ違いましたね。
山頂まで最後の山小屋「花立山荘」までは、曇りがちではあるものの、相模湾や伊豆半島が見えていたのですが、山頂は残念ながらガスの中。結局、夜までこんな感じの天気でした。
この日は塔ノ岳山頂にある「尊仏山荘」に泊まりました。日曜ということもあってか、宿泊客はたった6名。3名用の個室を一人で使わせていただき、快適に過ごすことができました。
初日は天気が悪く、楽しみにしていた夕日を見ることができませんでしたが、2日目は晴天。東の空に雲が多く、日の出は見られませんでしたが、雲の合間から差し込む朝日を見ることができました。
そして、塔ノ岳山頂の標柱と富士山! 富士山のほうは雲も少なく、きれいに見えました。塔ノ岳山頂は、ほぼ360度の展望があり、相模湾や伊豆半島、伊豆大島から、箱根の山々、富士山など広く見渡すことができます。
下山は表尾根をヤビツ峠方面へくだりました。晴天に恵まれ、あちこちから富士山を望むことができました。表尾根の登山道は、多少のアップダウンがあるものの、ところどころに鎖場や梯子があったりと、変化に富んていて、歩いていても楽しいコースでした。
そして、途中の三の塔からの絶景! ここからの富士山の眺めは、塔ノ岳山頂からの眺めにも勝るとも劣らず、素晴らしいものでした。ここを目的地にしても、十分満足できそうです。
このあとは、ヤビツ峠を経由して、蓑毛バス停まで歩きました。平日だったため、ヤビツ峠のバスが少なく、30分の1本のバスがある蓑毛まで下ったのでした。
1日目の天候はイマイチでしたが、2日目は晴天に恵まれ、山頂に泊まらないと見ることができない景色を堪能できました。山小屋も快適で、満足のいく山行になりました。
秀麗富嶽十二景に初挑戦! 扇山~百蔵山を縦走!(12月)
12月下旬、2020年の登り納めに選んだのは、大月市が富士山を望むことができる市内の山を定めた「秀麗富嶽十二景」のうちの二つ、扇山と百蔵山でした。
中央本線の鳥沢駅から、まずは扇山へ。登山口のある梨ノ木平まで約1時間の車道歩きがありますが、それを含めても2時間ちょっとで山頂に到着できます。
山頂からは富士山もバッチリ! 広場になっている山頂のベンチで、今年最後の山頂カップヌードルを堪能したのでした。
次は百蔵山へ。百蔵山への尾根道は、アップダウンがかなりあり、標高1,138メートルの扇山から、標高1,003メートルの百蔵山へ行くのに、いったん、標高800メートルを切るところまで下ります。そのツケは百蔵山山頂直前に。かなりの急登が待っていました(汗)
何とか登り切った山頂からは、少し雲が増えてきたものの、富士山を望むことができました。
下山は猿橋駅へ。少し寄り道して、日本三大奇橋の一つ「猿橋」を見てきました。
全長で15.6km、アップダウンもかなりあり、低山縦走ルートとしては歩きごたえのあるものでした。
※別途、山行記事を作成中です。
【まとめ】低山専門の初心者からテント泊・小屋泊デビューに至る2020年
2020年は17回も山に行きました。3月~5月に一度も登れなかったのですが、紅葉・登山シーズンの10~11月にかなりたくさん登ることができました。
2019年11月に登山を始めてから約1年。今年の前半までは低山専門でしたが、10月の瑞牆山でテント泊を経験し、11月には塔ノ岳で小屋泊デビューと、少しはステップアップできたかなと思います。
2021年は、夏~秋にかけて、八ヶ岳や北アルプスの山にも挑戦したいと思っています。冬~春は、そのための体力づくりも必要ですね。ベースキャンプ型の山行でも、テント装備を背負って、2時間くらいは歩ける体力は必要かなと思っています。
せっかく揃えたテント泊装備、2020年は1回しか使いませんでしたが、2021年はもう少し活用したいですね。
以上、「【2020年登山まとめ】低山日帰りからテント泊・小屋泊へのステップアップの2020年」でした。体力に自身のない私が、ここまで登れるようになるとは思っていませんでしたが、徐々にレベルを上げていけば何とかなるものですね。2021年も登山を楽しみたいと思います!
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