徳澤にテント泊して、蝶ヶ岳に登ってきました。徳澤から長塀山を経由して蝶ヶ岳山頂へ。絶景を眺めながら、蝶槍まで往復、横尾へ下山しました。今回は、素晴らしい景色を満喫できた蝶ヶ岳の登山の様子についてお届けします。
徳澤から蝶ヶ岳・蝶槍を経由して横尾へ下山する周回コースに挑戦!
上高地バスターミナルから入り、徳澤でテント泊する2泊3日の山旅。上高地バスターミナルから徳澤までの様子と、徳澤でのテント泊の様子は、前回の記事に書きました。
今回は、2泊3日の中日、2日目に登ってきた蝶ヶ岳登山の様子を紹介します。
蝶ヶ岳は、上高地の東側に南北に連なる常念山脈の南側にある山です。北アルプス入門編の山としても知られ、安曇野側の三俣登山口からのルートと、今回登りに利用した徳澤からのルートは、標高差はそれなりにあるものの、危険なところはほとんどなく、技術的には初心者でも登れる山です。
今回、歩いたコースは以下のとおりです。
ループ状になっているところが、2日目に歩いたところです。
徳澤から長塀山(ながかべやま)経由で蝶ヶ岳山頂へ。稜線を歩いて蝶槍まで往復し、横尾へ下山しました。横尾から徳澤までは遊歩道を歩いて戻りました。
登りと下りに違うルートを使いましたが、かなり性格の違うルートでした。
- 徳澤ルート
- 樹林帯の登りがひたすら続くルート。技術的に難しいところはほとんどなく、初心者でも登れますが、とにかく山頂までの距離が長いルートです。
- 横尾ルート
- 蝶ヶ岳山頂への最短ルート。その分、傾斜は急で、急登がずっと続きます。ガレたところが多く、登りなれた人向けのルートです。
上高地から登る場合、初心者には徳澤ルートのピストンをおすすめします。
今回の行程は以下のとおりです。
- 05:55 徳澤登山口 出発
- 08:35 長塀山 通過
- 09:30 蝶ヶ岳 到着
- 10:50 蝶ヶ岳 出発
- 11:30 蝶槍 到着
- 11:50 蝶槍 出発
- 13:40 横尾 到着
- 15:10 徳澤 到着
ということで、蝶ヶ岳の登山記です。
【徳澤ルート】徳澤テント場を早朝出発、ひたすら長い樹林帯を登る!
早朝に徳澤登山口を出発、ひたすら長い樹林帯の道を登り、3時間半かけて、蝶ヶ岳山頂にたどり着きました。
明るくなるのを待って徳澤登山口を出発!
この日は、午前4時半頃に起床。テント内の温度は10℃前後で寒いです。
前日、徳澤園で購入しておいた朝食用のお弁当(ちまきと魚肉ソーセージ)をテント内で食べ、アタックザックに荷物を詰めて、出発の準備をします。
上高地は深い谷間にあって、日の出の時刻を迎えても、なかなか明るくなりません。ようやく明るくなって、ヘッドライトなしでも登山道を歩けるくらいまで待って、出発です。
徳澤登山口は、徳澤園の横にあります。いきなり薄暗い樹林帯に入っていくので、早朝のこの時間、登り始めるには勇気がいります。上高地といえば、ツキノワグマの生息地ですので、熊に逢わないように祈りながら登りましょう。
樹林帯をひたすら登る!
徳澤登山口から登り始めると、最初からそれなりの斜度の登りが始まります。
よくある樹林帯の道なので、低山に登りなれていれば、問題なく歩ける道です。ただ、急登とは言わないまでも、最初からかなり登らされるので、オーバーペースにならないように、意識的にゆっくりと登り始めました。
段差の大きいところには、木の階段が設置されているので、登りづらいところはあまりありません。最初からトレッキングポールを使って登り始めましたが、トレッキングポールをしまう必要のあるところはありませんでした。
朝は気温が低かったので、ソフトシェルを着てきましたが、あっという間に汗をかき始めたので、すぐに脱いでしまいました。
登山開始から1時間15分ほどで2km地点へ。徳澤登山口から蝶ヶ岳山頂までは約6km。距離では3分の1ですが、標高はすでに2,000メートルを超えています。徳澤が1,550メートルくらいなので、もう500メートルほど登ってきたことになります。
徳澤と蝶ヶ岳山頂の標高差は約1,100メートル。この「徳澤ルート」は、序盤のほうが登りがキツいルートなのです。
夏の花の季節は終わってしまいましたが、あちこちにキノコが生えていました。真ん丸のこんなキノコも。
木の根っこと土の登山道から、次第に岩や石が多いガレたところが増えてきます。とはいえ、急登はほとんどないので、しっかり踏み込んで登っていけば大丈夫。
長塀山を超えて蝶ヶ岳山頂直下へ
7時50分過ぎ、登山開始から2時間をかけて、ようやく距離的には中間地点に到着。標高は2,300メートルを超えているので、標高としては3分の2くらい登ったことになります。
しかし、この徳澤ルート、眺望がほとんどありません。ひたすら樹林帯を登りますし、ランドマーク的なものも少ないので、どれくらい登ってきたのか、距離感をつかみづらいのです。ときどき、YAMAPで標高や場所を確認するようにしました。
森の中にひっそりと佇む池。景色の変わらない徳澤ルートにあっては、数少ないランドマーク的な存在です。
手のひらくらいある大きなキノコ。
8時40分、登山開始から2時間50分で、このルート唯一のピーク「長塀山」(ながかべやま 2,565メートル)に到着!
長塀山の山頂は小さな広場になっていますが、眺望はほとんどなし。蝶ヶ岳山頂まであと1.8kmのところまできましたが、標高差はあと100メートル。あと少し…かな?
長塀山からは、かなり下ってしまいます。ピークのあと下るのは必然ですが、あまり下ってほしくないところです(笑)
あと1km地点まできましたが、ここまでくると、平坦なところが増えてきます。樹林帯の木の間隔が大きくなり、だいぶ明るくなってきました。
また小さな池がありました。ここまでくれば、山頂まではあと少し!
樹林帯最後の登りは、ややガレ気味。ですが、それほど急登ではないので、頑張って登ります。すると……
樹林帯を抜け、目の前に蝶ヶ岳の山頂が見えました! この丘のようななだらかな山頂の山が蝶ヶ岳です。あとは、このハイマツ帯を登れば山頂です。
【蝶ヶ岳】槍・穂高の絶景展望台! 南アルプス・八ヶ岳・富士山までも一望!
蝶ヶ岳の山頂からは、梓川を挟んで対岸に聳える槍ヶ岳・穂高連峰をはじめ、常念山脈の稜線、南アルプスや八ヶ岳、遠く富士山までも望むことができました。蝶ヶ岳山頂からの絶景は本当に素晴らしいです!
ハイマツ帯を登って蝶ヶ岳山頂へ!
ハイマツ帯の登りに取り掛かりますが、振り返ると、目の前には槍・穂高の山並みが! 写真で見るとわかりづらいのですが、本当に目の前に見えて、大迫力なのです。この景色が見たかった!
高山らしく、ハイマツ帯の中を登っていきます。山頂がすぐそばに見えているので、急いで登りたくなります。
9時30分、登山開始から3時間半で、蝶ヶ岳の山頂に登頂しました! 長かった!
山頂には数名の登山客がくつろいだり、写真を撮ったりしていました。平日ということもあり、人は少なめのようです。
360度の大展望! 蝶ヶ岳山頂からの景色を満喫!
南西側には、焼岳、その左には乗鞍岳から御嶽山まで見えています。雲が多めながら、幸い、山には雲は全くかかっていません。いわゆる「高曇り」というやつです。
山頂から北側を見ると、山頂直下に蝶ヶ岳ヒュッテが見えています。その先には、蝶ヶ岳から北側へと続く常念山脈の山々。常念岳、大天井岳などを一望できます。この稜線、いわゆる「パノラマ銀座」と呼ばれるコースですが、ぜひ歩いてみたいコースです。
西側には、梓川をはさんで、槍ヶ岳と穂高連峰がバッチリ! ものすごい迫力です。中央の穂高連峰の下のカール地形は、涸沢カールですね。
南東側には南アルプスの山々。ちょっと霞んでしまっていますが、その山並みはよくわかります。
その左側には、八ヶ岳と富士山! 本当に、中部日本のあらゆる山を見ることができますね。
東側の安曇野の市街地の方向には、雲海が広がっていました。
蝶ヶ岳ヒュッテで休憩して稜線へ!
蝶ヶ岳ヒュッテまで下りてきました。赤い屋根が特徴的な山小屋です。おなかも空いたので、何か食べていきましょうか。
ランチは11時からということなので、おはぎセット(おはぎと緑茶)をいただきました。温めてもらったおはぎは、とてもおいしかったです。
蝶ヶ岳ヒュッテでトイレをお借りして、稜線へ向かいましょう。蝶ヶ岳ヒュッテから稜線方向に少し登ったところに、展望台のようなスペースがありました。
この先、常念山脈の稜線がずっと続いています。今日は夕方までに徳澤へ戻らなくてはいけませんが、まだ午前11時前。稜線を少しだけ歩いて、蝶槍まで往復することにしました。
蝶槍は、蝶ヶ岳のかつてのピーク。昔は、蝶槍のほうが標高が高いと考えられていたようです。
なだらかな稜線を、絶景を眺めながら歩きます。少し秋めいてきた常念山脈の稜線。ここまで登ってきて疲れてはいるものの、この絶景のおかげで、足取りは軽いです。
横尾への分岐に到着。下山はここから下りる予定ですが、蝶槍はもう少し先です。ここも絶景ポイントの一つですね。
分岐の近くの岩場に、ザックがいくつか置いてありました。横尾から登ってきた人たちは、ここにザックをデポして、空身で蝶槍へ往復。その後、ザックをピックアップして、蝶ヶ岳へ向かうようです。
「槍」っぽいピークの蝶槍から絶景を眺める!
横尾分岐からしばらく稜線を歩いていくと、目の前に蝶槍が見えてきました。確かに「槍」っぽいですね。蝶槍の山頂までは、かなりの急登です。
11時半、蝶槍の山頂に到着! 山頂は岩がゴツゴツしていて、それほど広くはないですが、ザックを下ろして腰かけられそうなところを見つけて、しばし休憩。景色を楽しみます。
目の前には本物の「槍」が見えています。上高地から槍ヶ岳へのルートも見えますが、かなり長そうですね。穂高へのベース基地となる涸沢もそうですが、アタックするまでの間が長いのも、難易度を高くしているように思います。
こちらが穂高連峰。稜線を歩いているうちに、ずっと取れなかった雲が晴れて、青空が広がってきました。やはり、青空バックの山並みは映えますね。
常念岳~大天井岳~燕岳へと続く常念山脈です。槍・穂高のすぐ近くの山脈なのに、こちらの稜線は比較的なだらかです。
蝶槍の山頂で景色を眺めている間にも、常念岳から縦走してきた方が登ってきました。
安曇野方面も雲がとれて、街並みが見えるようになってきました。奥の山は何だろうと調べてみると、浅間山でした。ここからでも見えるのですね。
【横尾コース】ガレた急斜面が続く最短コースで横尾へ下山
蝶ヶ岳と蝶槍からの眺望を存分に楽しんだあとは、蝶ヶ岳~蝶槍間から分岐する道を下り、横尾へと下山します。
横尾への分岐で写真撮影タイム!
先ほど歩いてきた稜線を蝶ヶ岳のほうへ戻り、横尾への下山ルートとなる分岐までやってきました。少し下ると樹林帯に入ってしまい、この絶景も見納めとなってしまうので、ここでも少し休憩して景色を眺めることにしました。
穂高連峰の下に梓川が流れています。上高地が山脈に挟まれた深い谷の地形であることがよくわかります。
10分ほど休憩して、この絶景を目に焼き付けてから、下山にかかります。
ガレた急斜面を横へ向けて下る
最初は岩がゴロゴロした急斜面をジグザグに下っていきます。
少し下ると、すぐに樹林帯に入りました。ただ、徳澤コースとは異なり、樹林帯に入っても、岩が多いガレた急斜面が続きます。浮石に足を取られないように、慎重に下っていきます。
下っていくと、岩が小さく、少な目にはなるものの、相変わらずの急斜面です。
途中で、テント泊装備の人たちとすれ違いましたが、この急登続きのコースに苦戦しているようでした。蝶ヶ岳まで最短コースであるとはいえ、この急斜面をテント泊装備で登るのは、確かにキツそうです。
横尾コースには、ところどころにベンチが設置してあります。このベンチは、稜線から1時間ほどくだってきたところにありました。これだけ急登が続くので、休みたくもなるでしょうね。そういえば、徳澤コースには、ベンチはなかったように思います。
1時間半ほど下ると、「槍見台」のベンチに到着。横尾コースは、蝶ヶ岳の梓川に向いた斜面に登山道があるため、開けているところからは、対岸の槍・穂高を眺めることができるのです。
槍見台からの槍ヶ岳の眺望です。蝶ヶ岳の稜線からだいぶ下ってきたので、見上げるような角度になっていますね。槍ヶ岳の中腹は、手前の山並みに隠されてしまっていて、頂上の「槍」の部分だけが見えています。
さて、槍見台を過ぎればラストスパート! 下のほうは土や木の根っこが多くなりますが、あちこちに木の階段が設置されていました。傾斜はやや緩んだものの、やはり徳澤コースに比べると急です。
稜線の分岐から1時間40分ほどで、横尾まで下ってきました。かなり頑張って下ってきたので、コースタイムよりはだいぶ早く着きました。
横尾で休憩して遊歩道を徳澤へ
横尾大橋です。横尾は、上高地から梓川左岸に続く遊歩道の終点。上高地バスターミナルから11kmも離れています。ここから先は、涸沢、槍ヶ岳、蝶ヶ岳への登山道になりますので、登山者の領域になります。
この横尾大橋を渡ると、涸沢カールへの登山道に入ります。
おなかもすいたので、横尾山荘でランチにしましょう。ランチ営業は14時までで、頑張って下ってきたかいもあって、ぎりぎり間に合いました。
豚スタミナ丼を注文。にんにくが効いたボリュームたっぷりのどんぶりは、疲れた体にエネルギーを再充填してくれます。
さて、テントを張ってある徳澤へ向けて出発しましょう。遊歩道の手前には横尾のキャンプ場がありました。トイレや水場もとてもきれいだったので、ここでのキャンプも快適に過ごせそうです。
涼しげな沢の流れ。梓川に流れ込む沢を、いくつか超えていきます。
遊歩道の向こうから何か歩いてくると思ったら、猿でした。すれ違う際にチラッとこちらを見ましたが、何食わぬ顔でそのまま歩いていきました。このあたりの猿にとっては、人間とすれ違うことなど、日常茶飯事なのでしょう。気にも留めていないようでした(笑)
遊歩道の脇に咲く花を眺めながら歩きます。ユウガギクでしょうか。秋の花がちらほらと咲き始めています。
こちらはトリカブトでしょうか。この花もあちこちで見かけました。
強い日差しを遮ってくれる樹林帯の遊歩道は、風が吹き抜けると、とても爽やかです。のんびりと徳澤へ向けて歩きます。
15時過ぎに徳澤に到着。朝6時前に出発したので、約9時間の山行でした。
テントで汗を拭いて着替え、徳澤園の売店でビールを買って、徳澤園横のベンチで乾杯!
北アルプス入門の山ながら、絶景をしっかり楽しめる蝶ヶ岳
ということで、蝶ヶ岳・蝶槍の登山の様子をお届けしました。
上高地に入ってから、ずっと曇り空が続いていたのですが、蝶ヶ岳に登った日の昼間だけ、雲が切れて青空が広がってくれました。おかげで、青空をバックに、槍・穂高の雄姿を見ることができました。
蝶ヶ岳は、北アルプス入門の山として知られていますが、今回歩いたコースでは、徳澤コースは、危険なところは少なく、技術的には初心者でも登れるレベルだと思います。ただ、標高差は1,100メートル、距離にして約6kmと、決して楽な山ではありません。
登山道の整備レベルはだいぶ異なりますが、個人的には大倉から登る塔ノ岳をイメージしました。距離、標高差も同じくらいなので、塔ノ岳に登れる方であれば、蝶ヶ岳も問題なさそうに思います。
蝶ヶ岳だけでなく、蝶槍まで往復すれば、片道1時間弱ではありますが、稜線歩きも楽しめます。槍・穂高や常念山脈の絶景を眺めながら、なだらかな稜線を歩くのは至福のひとときです。ここまで登ってきたご褒美ですね。蝶ヶ岳に登る際には、ぜひ、蝶槍まで往復されることをおすすめします。
今回の登山装備
今回の主な装備は以下のとおりです。(消耗品、食料、細かな備品等は除く、太字は蝶ヶ岳登山に持参したもの)
- ウェア類
- ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュ NSクルー
- アンダーレイヤ: モンベル ウィックロン 長袖Tシャツ
- 防寒着: モンベル ライトシェルパーカー
- 防寒着: ユニクロ ウルトラライトダウンコンパクト
- パンツ: モンベル トレッキングパンツ
- レインウェア上下
- 靴下: モンベル ウィックロンの登山用靴下
- その他、着替え類
- 登山靴: モンベル アルパインクルーザー2300
- 登山補助
- 膝サポータ: ザムスト EK-3(両膝)
- トレッキングポール: シナノ フォールダーTWIST 125
- クライミング用グローブ
- 日焼け止め
- 緊急用
- ファーストエイドキット
- ヘッドランプ、予備の電池
- エマージェンシーシート
- ザック
- テント泊用: オスプレー イーサーAG60 60L
- アタックザック: イーサーAG60の雨蓋部分
- テント類
- テント: モンベル ステラリッジテント2型
- シュラフ・マット
- シュラフ: モンベル ダウンハガー800 #2
- マット: サーマレスト ZライトソルR
- 水
- ナルゲンボトル 1L(中身はポカリスエット1リットル)
- 調理器具
- クッカーセット
- バーナー、ガス缶
- ステンレスマグカップ
徳澤にテント泊をしたので、テント泊装備です。今回は、食事を山小屋に頼ることにしたので、持参する食料を最低限に減らし、前回の八ヶ岳山行よりも1.5kgくらい軽くなりました。それでも13kgくらいはありましたが。
9月中旬にもなると、徳澤のテント場の夜はかなり冷え込みます。明け方は10℃前後まで下がりますし、夕方も日没と同時に、急激に冷え込んできます。防寒着の準備が必要だと思います。
蝶ヶ岳への登山には、アタックザックに最低限、必要なものを詰めて臨みました。ふだんの日帰り登山よりも軽くなったので、その点ではだいぶ楽に登ることができました。
蝶ヶ岳の山頂や稜線では、日差しが強く、風も弱かったため、防寒着は不要でした。ただ、風は冷たかったので、強風だと寒いと思います。
以上、「【北アルプス】徳澤にテント泊して蝶ヶ岳から絶景を眺める山旅 ~蝶ヶ岳 絶景登山編~」でした。雲が多かったものの、蝶ヶ岳山頂からの槍・穂高の絶景を眺めることができて、大満足の山行となりました。稜線歩きがとても楽しかったので、次回は、常念山脈の縦走にチャレンジしてみたいですね。
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上高地バスターミナルから徳澤までの行程と、徳澤でのテント泊の様子をまとめた記事です。この記事とあわせてお読みください。
コメント
ひささん、はじめまして!
いつも楽しく拝読しております。
北アルプスデビューおめでとうございます!!
槍・穂高連峰の大絶景、疲れなんか吹き飛びそうですね。
私も来年、蝶ヶ岳か燕岳に行ってみたいと思っています。
まずは塔ノ岳で似た感覚を味わってきます。
バカ尾根を登るのはきつそうだ(^^;
MMさん、コメントありがとうございます!
北アルプス初登山で、こんな絶景を眺めることができてラッキーでした。
来年は燕岳に登って、常念山脈を縦走してみたいなと思っています。
塔ノ岳のバカ尾根は、ひたすら長いですね。階段が多いのが蝶ヶ岳とは違いますが、体力的には似たようなものだと思います。
MMMさんも、ぜひ、来年は絶景を楽しんでください!